pieces of memories - 記憶のカケラたち

しがないブロガーの記憶と記録を綴る場です。

PC-01.CRフィーバー十二支SP(SANKYO)

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この台に最初に触れたのは父親に誘われてでした。父親が新台として導入されていたこの台を打っていて大爆発し、家に電話をかけてきて「お前も打ちに来い!玉やるから」と言われ、「まあ玉もらえるならいいか」と思って打ちに行ったのがきっかけでした。

そのときは確か当たりを引けずに面白さがわからずに終わったように記憶していますが、その後何度か打つことになり面白さがわかってきたら、生涯忘れられない台になりました。

この台は、これまで私が打ってきたパチンコ台の中で一番好きな台です。「フィーバークイーンⅡ」や「CRお宝探検隊」など、ほかにも匹敵するほど好きな台はあるんですが、やっぱりこの十二支が一番好きだなあと改めて思います。

 

スペックは以下のとおりです。

大当たり確率 1/317 (確変中:1/63)  
確率変動確率 1/2  
賞球 5 & 15 
初当たり時メイン出玉 約2100個  

別スペックのGP(CR)やDX(現金機)もあるんですが、そもそも近所のホールではSPしか見たことがなかった気がします。

この台の唯一の欠点は大当たり確率。この台が稼働していた時期は他のほとんどのデジパチが大当たり確率1/315でした。それに対し、この台の大当たり確率は1/317。わずかな差ですが他の台より確率が悪いわけです。まあこの程度は誤差みたいなものなので気にしませんが。

 

この台のどんなところが好きなのか。そのポイントを以下に記します。

 

1.斬新な縦長画面&横スクロールの液晶

 他の機種は横長画面&縦スクロール、もしくは横長画面&横スクロールの台ばかりだった中で、この組み合わせは見た目として斬新でした。

 

2.かわいい絵柄とモチーフ

 基本的に和風テイストの台が好物なのですが、干支を絵柄に採用する発想が素晴らしいと思います。十二支たちは親しみやすいかわいい絵柄で描かれており見事にパチンコのデジタル図柄として活用されています。他の機種を見れば無骨な数字のみが回転する台だったり、数字に意味の無いイラストをくっつけた台(例:海物語、なぜタコが1なの?)ばかりの中、きちんと数字と絵柄の組み合わせに意味のある台はおそらくこれまで無かったんじゃないかと思います。

 

3.演出バランス

 ノーマルリーチでも当たることもあり、スーパーリーチの発生率、当選率のバランスも絶妙でした。また、回転時の先読みとして「桜花びら」→「桜吹雪」予告による煽りだったり、2リール停止時の黒子隠し、リーチならずからの「ジャンプ」→「猫鯛予告」→「ダブル」で激アツリーチに発展するなど、通常時も常にドキドキしながら打つことができました。

 

4.おみくじリーチ

 スーパーリーチの中の一つ、宝くじリーチは大当たり確定の番号があり、これを覚えておく楽しみもありました。

 

5.多彩な昇格チャンス

 通常絵柄で揃った後、普通の台であれば確変昇格のチャンスはあっても2回ぐらいなものですが、この台は4回の確変昇格チャンスがあります。大当たり後は基本的に左右のふすまのどちらが開くか(左:通常、右:確変)によって再抽選となりますが、

①猫が右を指して確変直撃となるパターン

②猫が左を指すものの右が開いて確変となるパターン

③猫が左を指し左が一度開くものの、左が閉じて右が開いて確変となるパターン

の3つがあり、さらに

④猫が左を指してそのまま通常絵柄で確定した直後に上から確変図柄が降ってきて昇格するパターン

の計4つの昇格パターンがあります。そのため、通常絵柄で大当たりした後は、まず「右を指せ!」と祈り、左を指した時は「右開け!」と祈り、左が開いたら「閉じて右開け!」と祈り、左が閉じなければ「上から確変降ってこい!」と祈る。これが再抽選の演出の数秒の間に頭と心の中で駆け巡るのです。1回の通常当たりでここまで何度も昇格を期待してドキドキできるわけですから、その楽しさは半端ないワケです。